クラウドPBXでスマホを使うと通信量が心配

クラウドPBXでスマホを使うと通信量が心配

近年では多くの企業で、自社でPBXを持たないクラウドPBXを利用するところが増えています。これまでの運用管理にかかる人件費や様々な問題を排除し、スムーズに社内や社外の通話を行うことができるため、非常に便利なものと注目されており、トータルコストも削減することができるのが魅力と言われることが少なくありません。 しかしほとんどのクラウドPBXは外部の回線を使用するため、通信負荷の大きいアプリケーション等を使用した場合にはその通信量膨大になることが少なくありません。その中でも近年では様々なアプリケーションを利用して効率的にビジネスを進めることができると、スマホを利用している企業も増えています。スマホを利用すると、様々な外部との通信を行うアプリケーションを起動することが多く、特に出先から社員が操作する場合には大量のデータが外部回線を通じてやり取りされることも多くなります。これにより、クラウドPBXとの通信量は膨大になり、その分料金が増えることになるので注意をしたいものです。

クラウドPBXはスマホで可能か検証してみる

クラウドPBX（パブリックブランチ交換）は、スマホで利用することができるかについて検証してみました。これは、通話をインターネット経由で処理し、音声データをデジタルパケットに変換して送信するシステムです。携帯電話には通話機能が備わっており、インターネットに接続することもできるのです。そのため、理論的にはクラウドPBXを携帯電話で利用することができるはずです。 実際に携帯電話でこれを試してみると、以下のような結果が得られました。まず、携帯電話のインターネット接続が安定していることが必要です。これはインターネットを介して通話を処理するため、通信品質が低い場合には音声の遅延や途切れが発生する可能性があります。 次に、クラウドPBXを提供しているサービスプロバイダーが、モバイルデバイス向けの専用アプリやウェブベースのインターフェースを提供しているか確認する必要があります。これによって、携帯電話からクラウドPBXにアクセスし、通話や他の機能を利用することが可能になります。